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ビジネスモデル俯瞰図から「攻めどころ」を見つける

弊社では経営改善計画の策定支援が続いています。

 

経営改善計画策定の際に「ビジネスモデル俯瞰図」を作成することがあります。以下のような図です。「商流」と「業務プロセス」の2つの視点から儲かる仕組みを示しています。

中小企業庁の早期経営改善計画のホームページには、ビジネス俯瞰図の作成について「『事実を俯瞰』して、収益の仕組みや商流等を『見える化』する」と書かれています。なお、「事実」とありますが、おそらく「事業」なのでないかと思います。

 

ビジネスモデル俯瞰図は(現在を)「見える化」することにとどまらず、(今後の)経営改善に向けた「攻めどころ」を探すのに役立ちます。図を書きながら(手書きがおすすめ)、商流と業務プロセスの2つの視点から自社の強みと弱みを把握し、外部環境の機会と脅威、顧客と競合の状況などを踏まえつつ探していくのです。その際、お客様のお客様はだれか?需要の起点はどこか?などと考えながら

 

前掲の図では商流が下から上へとなっていますが、私は左から右へをおすすめしています。そのほうが商流を把握しやすいからです。

 

弊社では後継者塾において、後継者がビジネスモデル俯瞰図を作成し、それをもとに自社の「攻めどころ」を見つけるワークを提供しています。